ねぇ
どうして僕を愛してくれないんですか?
愛してくれないから
僕の心は壊れてしまいそうなんです
僕は
僕の心が壊れてしまわないように
あなたを壊さなきゃいけないじゃないですか
オレは
お前を愛してないわけじゃない
どうすればあなたは壊れてくれますか?
喉を潰して?
四肢を切り裂いて?
内臓を引きずり出して?
ねぇ
答えてください
答えてくれないなら
1つずつ試してみましょうか
僕だって
こんなあなたを見ていたいわけじゃないんです
まずは喉からでいいですか?
ねぇ
最期に言いたいことはありますか?
言いたいことがあるはずなのに
もう……
あぁ……
もう話せないんですよね
次はどこがいいですか?
僕
あなたのことが好きでした
ほんとうに……
このまま
命まで奪われるのか……?
声だけじゃなく
大丈夫ですよ
そんなに簡単に死なせません
このまま
死ぬことも許されず
狂うまで……
いや
狂ってもやめないのかもしれない
自分はもう
彼の狂気をぶつけられるだけの
存在なのかもしれない
諦めに似た感情が湧き上がっていた
助かる術はない
それならば
狂ってしまった方が楽なのだろうか?
何も考えたくなかった
自分が壊れるか
彼が壊れるか
どちらかが壊れるまで
この行為は続くのだから……
どうしてあの時
たった一言……
あぁ
あなたを愛してます
愛してます
あなたがどう思おうと
僕はあなたを……
血が足りない……
頭が……
なんだろう
銀色の……
どこかで見た気がする……
あかと
ぎんと
とても
きれいな
むねがあつい
なんだろう
とても
あつい
でも
とても
ここちいい……
どこにもいかないで
ずっとそばに
ぼくだけのものに
あいしてます……
――サン……